No.3133

緩く繋がっていた会話が途切れた刹那、白羽の手がわたしへと重なった。
一瞬だけ視線が交わるも直ぐに逸らされ、代わりに微かにベッドが揺れて白羽の呼吸が近くなる。
わたしを覗き込む意思を持った濡色の瞳に促されるかの様に、静かに目を閉じた。

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#FLOWERS

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