No.474

実は、我が家に任天堂のファミリーコンピューターが来るまでに、涙なしでは語れない一弥さんの逸話があるのです(いきなり何

当時、一弥さんは幼稚園年長組。
近所のお友達の家には、ファミコンとディスクシステムがありました。
超羨ましかった。あの頃すごくやり込んだのはFCのメトロイドでした。

そのまま、幼稚園を卒園して小学3年まで、ファミコンのある友達の家に集まっては色々と遊ばせていただいたものです。つまり、まだ我が家にはファミコンはなかった。

本当に本当に羨ましかった。だって、すんごい楽しいんですもん。TVゲームが。
でも、親にはなかなか言えなかったんですよね、ファミコン欲しいって。
だって、高価なものだったし。

そんなある日、ふと妙案が浮かんだんですよ。
そのために必要なものを揃えました。
ダンボール、カッター、ガムテーム、色紙、セロテープ……そう、ダンボールでファミコンを作って、あの雰囲気だけでも楽しもうって幼心に思いついたんです。
ちゃんと本体にコントローラーを2つつけて、2Pコンにはマイクまでつけましたw
カセットのイジェクトレバーを押せば、セットしたファミコンカセット(これもダンボール)が押し出されて取り外せるとこまで、作りこんだんですね。
これ作ってた時、めちゃくちゃ楽しかったです(笑) まだ覚えてるくらいには。
…まぁ、そのダンボールで作ったファミコンで遊んでる一弥さんを見た父親が、その数日後くらいにファミコン(本物)をプレゼントしてくれたのは言うまでもないんですが。

父曰く「あの遊んでる後ろ姿みたら、買ってやらないかんと思った」らしいんですけどw
本人は別に同情引きたかったわけじゃなく、純粋にものづくりに夢中になってただけなんですけれども(笑)

その辺から、ゲーム漬けだったり、工作に夢中になってたりしました(笑)
それがそのまま大きくなって、今に至る、みたいなw

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